仮想と現実の真ん中あたり

主に舞台探訪とか聖地巡礼と呼ばれる記録をつづるブログ

Google Maps API V3を使って舞台探訪マップを作成してみる

先日、Google Maps JavaScript API V3(以下、V3)を使った探訪記、アニメ「夏目友人帳」舞台探訪−熊本編−を作成しました。


 


今回、このV3記述をテキスト系サイトに手軽にコピペ&小変更して使えるような簡略版を作成して、そのソースコードを公開・解説しました。
本編は、はてなグループ[Legwork]での公開になります
 →Google Maps API V3を使って舞台探訪マップを作成してみる(Hatena::Group::Legwork)

アニメ「夏目友人帳」の舞台、熊本県人吉市に行って来ました。

GWの遠征記第二弾です。今年7月には第3期が放送される予定の、アニメ「夏目友人帳」の舞台である熊本県に行って来ました。




 地図付きの探訪記は、こちらで→アニメ「夏目友人帳」の探訪記


以下、その取材レポです。
(以下、続きで)

続きを読む

第79局[交錯]扉絵の舞台,他

“迷宮物件”間違い無しと思われた第79局の扉絵の舞台ですが、奇跡的な経緯により電撃的に発見されました。

第79局 扉絵(YG '11年 No.06)長野県安曇野市 龍門渕公園


一見、手前の大きい物体(笑)に目が奪われて分かりにくいのですが、拡大してみると…、




マホちゃんの頭の横の石垣やロープの形といい、奥の柵の形といい、構図が一致している事から、間違い無くここが舞台である事が分かります。
 地図付きの探訪記は、こちら→「咲-Saki-」舞台探訪記−長野県内編−


この舞台は、「龍門渕エリア」にある龍門渕公園の外れという、いつもの「清澄エリア」から外れた場所で見つかりました。
こんなもの、普通は絶対に見つかるわけがないのですが、たまたまmixiの「咲-Saki-」舞台コミュ内で「発売が遅れている第8巻の表紙を予想してみよう」という企画があって、パブリーさんがいつか背景に使われるんじゃないかと予想して撮影していた写真を投稿した事がきっかけとなって発見されました。
小林立先生のセンスを理解する「咲-Saki-」ファンのレベルの高さといい、第8巻がたまたま遅れていたための企画で見つかった事といい、まさに『奇跡的』と呼ぶにふさわしい発見だったと言えるでしょう。
パブリーさん、発見おめでとうございました!


その他、前回の「FATALIZER」の取材で撮影出来なかった、晴海埠頭の舞台レポを追加しました。


「FATALIZER」(P163)東京都中央区 晴海埠頭


幕間に遠景を入れる手法は、この頃からの特徴なんですね。
 地図付きの探訪記は、こちら→「FATALIZER」舞台探訪記−東京編−

 本記事内の「咲-Saki-」,「FATALIZER」の画像の著作権は、小林立先生にあり、ここでは当該作品の比較研究を目的として引用しています。

「FATALIZER」舞台探訪記−東京編− アップ

「FATALIZER」は、「咲-Saki-」作者の小林立先生の前作です。

「FATALIZER」 P11東京都江東区 清洲橋付近


そのメインの舞台である、隅田川沿いを取材して来ました。
 地図付きの探訪記は、こちら→「FATALIZER」舞台探訪記−東京編−


「FATALIZER」には、「咲-Saki-」ののどっち似の士栗という主人公(故郷は長野県)や、咲ちゃんみたいなショートカットの宥利というキャラが登場します。
しかし、取材しているうちに見えて来たのですが、実はこの作品、その見た目以上に「咲-Saki-」と関係が深いのです。
ここでは、その二つの作品の関連について、追ってみることにします。
(以下、続きで)

続きを読む

「3月のライオン」舞台探訪記−第5巻,その他アップ

震災のお見舞い文の後になりますが、この際、めでたい話はしっかり祝っておきたいと思います。


3月のライオン 5 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 5 (ヤングアニマルコミックス)



羽海野チカ先生の「3月のライオン」が、『マンガ大賞2011』に選ばれました。おめでとうございます!
 マンガ大賞2011特設サイト→http://www.mangataisho.com/2011/mantai2011
本作は、青年プロ棋士の零くんを中心にして、緊迫感ある盤上の戦いと深い人間関係を描いたストーリーであり、受賞も納得の力作です。まだ読んでない方は、この機会にぜひお手にとってみて下さい。


(意図せず)これに便乗する形で、先々週に取材していた第5巻,その他の背景のレポを公開しました。
 探訪記は、こちら→「3月のライオン」舞台探訪記−東京編−


前回の探訪では、原作の構図が超広角すぎて持って行ったレンズではフレームに収まりきらずに、悔しい思いをしました。
そこで、今回はそのリベンジとして、デジタルで一番の超広角と言われる“シグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM”を装備しての出撃でした。


SIGMA 超広角ズームレンズ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM ニコン用 APS-C専用 203559

SIGMA 超広角ズームレンズ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM ニコン用 APS-C専用 203559

  • 発売日: 2010/05/28
  • メディア: エレクトロニクス
これで撮れない広角構図は無い! …はず。
さて、その結果は?…
(以下、続きで)

続きを読む

「3月のライオン」舞台探訪記−東京編−アップ

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)



昨年7月に取材した「3月のライオン」の舞台探訪記を、ようやくアップ出来ました。
 探訪記は、こちら→「3月のライオン」舞台探訪記−東京編−


今回、約2年ぶりぐらいで、(ブログ以外で)新作の探訪記を書き起こしました。
それぐらい久しぶりにストーリーに引き込まれて、「この舞台にぜひ行ってみたい!」と思った作品でした。
そんな作品の中心の舞台となっている、『三月町』の世界観を楽しんでいただければ、と思います。


ところで、現地に行ってみて驚いたのは、その背景の超広角ぶりですね。
(以下、続きで)

続きを読む

舞台探訪者インタビュー 第1回 準急鷲羽さん(第3部後半/第4部) 公開



舞台探訪者インタビュー 第1回 準急鷲羽さん 第3部:『鷲羽スタイル』の確立−「Kanon」@横浜・札幌−(2/2)


準急鷲羽さんへのインタビューも、ついに最終回になりました。
最終回は、第3部後半と第4部を合わせてお送りします。


インタビューに応じていただき、また公開の許可をいただいた鷲羽さんに感謝いたします。
本当にどうもありがとうございました!


さて、このインタビューを終えた後、鷲羽さんとご一緒に、都内の私の取材物件に出かけました。
漫画のわりに設定のしっかりした背景には、鷲羽さんも感心したご様子。
  鷲羽「これって、麻雀漫画なんですよね?」
  USO「ええ、ちょっと変わった設定でしょ?」
このインタビューが行われた年の年末にアニメ化が発表される作品、その名前は、「咲-Saki-」と言いました。

■同時探訪時代のサイトスタイル

アニメ放送と同時に探訪するスタイルを最初に導入したのが、準急鷲羽さんだったのかは正確には不明です。
しかし、それを洗練された形で認識させてくれたのは間違いなく鷲羽さんだと思いますし、その後のトレンドとして「同時探訪」スタイルが注目され続けているのは事実です。


さて、同時探訪系のサイトが登場する前夜のアニメ系舞台探訪サイトの傾向は、次のようなものでした。
(以下、続きで)

続きを読む