仮想と現実の真ん中あたり

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■「最強の戦闘機パイロット」

最強の戦闘機パイロット

最強の戦闘機パイロット



日米共同訓練の模擬空戦において、すでに旧式だったF-104でアメリカ空軍の最新鋭のF-15を「撃墜」したエピソードを持つ伝説の戦闘機パイロット、“ロック”岩崎氏の自伝。実体験にもとづく話には重みがあり、読んでいて興味深い。


描かれる空中戦の訓練の厳しさは想像以上で、防空任務における練度の大切さを理解させられる。
…なのだけれども、疑問点も。岩崎氏の語る空中戦は、全て敵機を視認してからの格闘戦(ドッグファイト)ばかりなのだ。岩崎氏は視力の大切さを説いていわく、
「ステルス戦闘機だって、接近戦になればパイロットの目に見えるのである」
つまり、逆に言えば、今どきのステルス戦闘機は接近戦をしては意味が無い、という事。


岩崎氏の戦闘機パイロットの就任期間は、1974年から1995年。
この間、1982年のレバノン戦争におけるベッカー高原航空戦では、早期警戒機E-2Cを効果的に駆使したイスラエル空軍がシリア空軍に対して圧倒的なスコアを挙げている。シリア空軍は、基地から発進した時点で既にイスラエル軍のE-2Cのレーダーに捉えられ、効果的に迎撃されたという。
そして、日本に早期警戒管制機E-767が配備されたのが1998年。射程100km前後のアクティブレーダー誘導式の99式空対空誘導弾の配備開始が1999年。
格闘戦が無くなったわけではないにしろ、現在では航空自衛隊においても早期警戒管制機からの指示によりロングレンジからミサイルを発射する時代に移り変わっているであろう事は想像に難くない。


なお、“ロック”岩崎氏は、2005年、但馬空港にてアクロバット飛行の訓練中に墜落して亡くなられています。氏のご冥福をお祈りいたします。


■「マリア様がみてる フレーム オブ マインド

>お邪魔しまーすと入室してきたのは、二年藤組の桂さん。
>「おや、お珍しいこと」
ホントに(涙


ここ最近の「マリみて」では、本編よりも短編集で描かれる少女群像の方が、等身大の青春像に見えて、より好みに合っているようです。
それにしても、蔦子さんはいつになったら笙子ちゃんをモノにするのでしょうか?<ぉぃ