仮想と現実の真ん中あたり

主に舞台探訪とか聖地巡礼と呼ばれる記録をつづるブログ

折りたたみ自転車の意外な魅力

■月刊LaLa 7月号特別付録 「夏目友人帳ニャンコ先生ビーチボール



ついカッとなって買ってしまった。ビーチボールというよりはミニボールでした。


ROCKIN'ON JAPAN6月号に志村貴子インタビュー
読んだ感じでは、志村先生御本人は「青い花」のアニメ化には好意的なご様子。あとは「青い花」のコンセプトなど。今後の展開を予想する上で意味深な話も…。2Pの短いインタビューですが、コアなファンは買って損はないです。


■折りたたみ自転車の意外な魅力
管理人が使っている折りたたみ自転車は、PanasonicのLIGHT WING。愛称は「ステルスモモ号」。
命名は、車のトランクに隠れるから、という安直な理由(笑) LIGHT WING(=光の翼)なら「のどっち」の方がピッタリ?、と書いてから、今さらながら「"LIGHT"って『光』でなく『軽い』の方か!?」と気づく語学力のなさがうらめしい…orz





折りたたみ自転車は携行性,走行性能,価格のどれを重視するかによってトレードオフがあるものですが、LIGHT WINGは全ての面でそこそこで妥協した感じの(悪く言えば突出した点も無い)スペックです。
詳しくは、私も購入にあたって参考にした↓こちらのサイトさんで。
 参考:http://bicycle-lightwing.net/default.aspx


使ってみると期待通りに便利でしたね。広い長野県内の舞台探索でも、車と折りたたみ自転車と徒歩を組み合わせれば、長距離〜中,短距離まで効率的に回れます。
それと予想外だったのが、折りたたみ自転車の使い方を考えること、これがまた楽しいんです。


たとえば、
「現地の足(自転車)が確保出来るなら、(「咲-Saki-」舞台の)飯田市長野市へは高速バスを使っても行けるな〜」、
「友人との待ち合わせ場所まで自転車で行ってトランクに積んでしまえば、車を二台乗り回さなくて済むな」、
「あの駅までは下り坂だから、そこまで自転車で行って、帰りは電車で返って来よう」、
等々。アイデア次第で、今まで思ってもいなかった可能性が広がります。
そうなると、出かける前に、「折りたたみ自転車をうまく使えないかな?」と、あれこれ組み合わせを考えてみる、そんな楽しみ方が増えました。これが予想外の収穫でしたね。


そこで思い出したのが、(いきなり話は飛ぶけど)司馬遼太郎の「坂の上の雲」の中に出て来たエピソード。
明治時代の軍人で秋山好古という人がいるのですが、その人が仏陸軍仕官学校に留学した際に、そこの老教官が、
「騎兵の本領は、その機動力を持ってして敵の予想外の場所・時間に打撃力を集中させること。しかし、その真の運用は天才的戦略家にしか成し得なかった」(原書が手元に無いため記憶の範囲で)
と言って、その天才的戦略家とは、モンゴルのジンギスカン,フランスのナポレオン一世,プロシャのフレデリック大王,プロシャの参謀総長モルトケ*1の四人だけ、と名前を挙げるエピソードがあるのです。


そんな話を頭の隅において、出かける前に、「よーし、天才的戦略家になったつもりで、折りたたみ自転車をいつ・どこで投入すべきか考えてみよう」と頭をひねってみるというのも、また面白いんじゃないかと思います。

*1:これを書くために調べてたら面白いサイトさんを見つけました。内向的な性格の人は読むと勇気づけられるかも?→http://www.geocities.jp/trushbasket/data/my/dame03.html