仮想と現実の真ん中あたり

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Netbookは仕事に使えるか?

Netbookは仕事に使えるか?
結論から言って、やめとけって感じです。まぁ、そもそもそういう用途は想定外ですし、私自身も元々旅行の際のWeb閲覧用として買ったのですが。
ところが、突然の長期療養になってしまい、手元にはNetbookしか無く、その間にぼちぼち仕事もしなきゃならなくなった。
さて、そんな状況で、はたしてNetbookは仕事に使えるのか? 私の事例を紹介したいと思います。


1.Netbookのスペック
使用しているNetbookEeePC 901-X。これを改造してCドライブを32GBに増強済み。メモリはデフォルトの1MByte 1GByteのまま。これにUSBキーボードを外付けした環境。


2.仕事の内容
Visual C++ 2008 Express Editionで数百行のWin32コンソールアプリを作って、Netbook付属のStarSuiteでドキュメントが書ければいい、という内容。CPU処理能力もグラフィック性能もあまり必要としないのが不幸中の幸いです。


3.その結果は?
最初ドキュメントから書き始めたのですが、これだけでもストレスを感じました。
1024×600の画面は狭く、また8.9インチのディスプレイは文字が小さくて目が疲れます。1日8時間使うのは厳しい状況でした。


そこで導入したのが、外付けの安いモニタ(1024×768)。これで何とか1日8時間程度の作業に使えるレベルになりました。
だったら最初からその予算でもっと良いノートPCを買えば良かった、という見方も出来ますが、仕事に使えて旅行にも持っていける1kg程度のノートというと、いまだに新品で20万円前後しますから、Netbookに外付けモニタという選択肢もアリだと思います。(CPUの処理能力が要求されない用途であれば)


でも、この環境でも、1024×768の画面だと、資料のWebサイトをブラウザで開いて、ドキュメントを開いて、プログラミング環境を開いて、と3つのウィンドウを開くと、いちいちウィンドウをどかしながら作業しなければならなくて、あまり効率は良くないです。
やはり、本当に仕事で使うなら、最低でも1280×1024ぐらいのディスプレイ、欲を言えばデュアルディスプレイが欲しいところです。
今回、外付けモニタを使って間に合わせましたが、これが半年間仕事に使うのだったら、間違いなく十分なスペックのPCを追加で買っていたと思います。
なぜなら、それだけ投資するだけの仕事の効率の差は確実にありますから。