仮想と現実の真ん中あたり

主に舞台探訪とか聖地巡礼と呼ばれる記録をつづるブログ

第63局扉絵、第7巻特典カードの舞台

第63局の扉絵、および第7巻特典カードの背景を取材して来ました。
地図付きの探訪記本編はこちらで。

舞台探訪ルール
 ・舞台を荒らさないこと。 ・住民に迷惑をかけないこと。 ・舞台での行動は慎重に。
→協賛サイト:舞台探訪ルール

※「咲-Saki-」探訪関連の記事一覧は、キーワード「咲-Saki-」で。


■第63局[散会] 扉絵

長野県長野市 横沢町付近第63局 扉絵(YG '10年 No.09 P254-255)
モモの笑顔が印象的ですね。
なぜモモはこんなにいい笑顔をしているのでしょうか? その秘密はこの場所に隠されていて…?


第45局 扉絵長野市横沢町
はい、実はこの場所は、第45局扉絵の場所でもあるのですね。
この第45局扉絵の中では、かじゅ先輩が描かれていません。その雑誌掲載時のアオリは、「あなたを信じて待ってます」と、かじゅ先輩を待っているモモが表現されていました。そして、第63局では笑顔のモモの奥にかじゅ先輩。そう、この2つの絵は同じ場所を使って、モモのビフォー/アフターを表現している対絵になっているのですね。
そう考えると、モモの極上の笑顔の理由もうなづけるというものです。


■第7巻特典イラストカード
ついでに、mixi「咲-Saki-」舞台コミュメンバーのあさまさんから教えていただいて、第7巻特典カードの舞台にも行って来ました。



長野県長野市 箱清水付近第7巻特典イラストカード(WonderGOO
階段・坂好きの小林先生らしい構図ですが、特にここは入り組んだ所にあって、「よくこんな場所見つけたなぁ」とうならせられます。
あさまさん、情報どうもありがとうございました!


■「つるがいでん」ラストの1枚
前回の「つるがいでん」の取材で、うっかりして1枚撮り忘れていたので、ついでに補完して来ました。
長野県長野市 伊勢町付近第7巻 P196
この絵の中の鶴賀メンバーが帰る方向は、最寄り駅と思われる長野電鉄善光寺下駅方向で、「なるほど〜」と小林先生の細かい設定に思わず感心させられます。


さて、ところで、この背景を探す際、最初は間違った方向へ歩いて行ってしまいました。
これだと思う方向を目指して歩いて行ったのに、目指す背景が無い。不思議に思って引き返して、ふと気がつくと、90°真横方向に目指す背景があるではないですか!
一体、なぜ私は探す方向を90°間違えたのか、それは…、
アンテナのアップ(実際)アンテナのアップ(作品中)
目印にしたFMアンテナがローテーター(回転機構)付きで、作品中と方向が90°違っていたから。
おかげで、きっかり90°間違った方向を探してしまったというわけ。どっとはらい


最初は作品中の背景が描き間違えたのかと思いましたが、写真を眺めているうちにアンテナの根本の丸い物体に気がついて、「そういえば、そんな物があったなぁ」と思い出した次第。
舞台探訪者にとって、風景に描き込まれたアンテナや太陽熱温水器太陽電池などの指向性を持った機器は重要な手がかりです。
特に長野県内では、方角が限定されるVHFアンテナやFMアンテナは貴重です。(ちなみに、衛星アンテナはCSとBSで向きが違うので不適)
それが、まさか『回転するアンテナ』なんてトラップがあるとは…orz


今日の教訓:「ローテーターが付いたFMアンテナを方角の参考にしてはいけない」

 本記事内の「咲-Saki-」の画像の著作権は、小林立先生にあり、ここでは当該作品の比較研究を目的として引用しています。