仮想と現実の真ん中あたり

主に舞台探訪とか聖地巡礼と呼ばれる記録をつづるブログ

「舞台探訪サミット」後日レポ

■「AIR背景補完計画」はじめました。
mixiの方で、「AIR背景補完計画」というコミュニティを始めました。
 http://mixi.jp/view_community.pl?id=3272331
放送終了から日が経ち、既に手詰まりになりつつある京アニ版(および原作版)「AIR」の背景のモデルについて、情報を交換することにより相互支援を図ろう、というコミュニティです。
必ずしも本格的な探索活動に限ったものでなく、頭の片隅に置いておいて、どこかへ行ったついでに気にして周りを見てみる、そんなレベルで十分ですので、ご協力をいただける方のご参加をお待ちしています。


■「舞台探訪サミット」後日レポ(つーか、個人的独白)



先週末の4/12〜13にかけて、ネットで知り合った舞台探訪関係の方々と、長野県の木崎湖周辺で、「舞台探訪サミット」というイベントに参加して来ました。
写真は、その際に泊まったアルペンハイム山正旅館さんの「おねてぃサロン」の秘蔵のコレクションの様子です。(「秘蔵」の意味は、普段は一般の方の目に触れないようにカバーがかけられているというw)


イベントの内容としては、各自の自己紹介(活動報告)から始まって、雑談、そして木崎湖周辺の散策(資料持ち込みが禁止されていたので「探訪」でなく「散策」)などをして過ごしました。


せっかくの機会なので話してみたいことは色々あったのですが、宿の部屋で上映した「おねてぃ」「おね2」の魔力が大きくてそちらに視線が集中したりしてw、話す内容が少なかったりした点については、正直心残りもありました。


でも、自分としてはそれなりに収穫のあったイベントでした。
どういう収穫かというと、話すと長くなるのですが…。


実は、最近自分のサイトの方向性に迷っていたのです。
それは、今のままのテキスト重視のスタイルを続けるのか、情報のみと割り切って速報性優先のスタイルに変えた方が良いか? ということでした。
後者の「情報優先」を突き詰めていくと、さらに多人数で情報を持ち寄るコミュニティスタイルを模索した方が効率的ではないか? というアイデアに至ります。
また、「舞台探訪」ジャンル全体を考えた時にも、一人で難易度の高い探訪をこなすよりも、多人数で参加するスタイルの方が初心者にもより広く楽しみを提供出来るのじゃないだろうか?
…などと、そのような疑問を持ちながら「舞台探訪サミット」にのぞんだわけです。


ですが、少ない時間の中で探訪者方々と話した会話の中で感じたのは、次のような事でした。


・「舞台探訪」の魅力の原点は、現地での「感動」にある。
・その「感動」を生み出し、伝える原動力は、探訪者の情熱である。
・したがって、良い「舞台探訪」は探訪者の情熱無しには生まれず、そうして生み出された「舞台探訪」は、それ自体が探訪者個人の作品そのものである。


と、気がついてみれば、当たり前の話なのですが。
だから、「情報量が多い」だけのサイトを作っても、作品として完結した感動を伝えるのは難しいだろう、と考え直したのです。
ならば、私の成すべき事は、「舞台探訪」というジャンルを自分なりにレベルアップして提示して見せる事しかないだろう、と。
「情報持ち寄り型」(いわばマッシュアップ)のサイトにもまだ未知の可能性があるとは思っているのですが、それは、たぶん私が手がける仕事ではないのでしょう。


そんなわけで、これから先もずっと、「軸がぶれずに」舞台探訪を続けて行く秘かな決意が出来たイベントだったのでした。
参加者の皆様には、貴重な体験の場をいただいた事を感謝する次第です。


P.S.
…と、言いつつも、「舞台探訪者」向けに出来ること、というのも並行して色々と考えていまして、その第1段が、冒頭の「AIR背景補完計画」だったりします。
あまり手を広げずに、出来る範囲でボチボチやって行こうと思います。