仮想と現実の真ん中あたり

主に舞台探訪とか聖地巡礼と呼ばれる記録をつづるブログ

ツイートデータで見る舞台探訪(2021年4-6月シーズン)

 Twitter APIで収集した、2021年4-6月シーズンの探訪関連ツイートデータの分析レポです。
 データの一部取り損ねがあったのと、公開タイミングが遅れてしまったのとで書くのをやめようかな?、とも思いましたが、記録の意味で残しておきます。
 今シーズンのトップは、あのアニメしか無いだろう、と思っていましたが、はたして?…

2021年4-6月シーズンの舞台探訪関連ツイートデータ

 のっけから恐縮ですが、今回のデータのうち、5月3日~5月9日の7日間のデータが取れていません。
 ちょうどGWという探訪活動のかき入れ時(?)のデータが取れなかったわけで、個人的に去年のGWとの比較を楽しみにしていたのに大打撃でした。
 以前にプログラムを手動で起動していた時に忘れて失敗したため、ミニPCを導入してタイマー起動化していたにもかかわらず、この失敗。ログも残っていないため、どうもタイマー起動自体に失敗したようなのですが、その時間帯に停電があったわけでもないため原因が思い当たらず…。とりあえず、起動したらスマホにメールを飛ばして確認するように変更しておきました。

 それはさておき、気を取り直して今シーズンのデータを見てみましょう。



 上のグラフが、舞台探訪関連のキーワードを含むツイートを投稿日単位で集計したものです。(検索条件は頁末)
 青線が探訪関連のツイート全体数、橙色線がその7日間の移動平均です。灰色線の「探訪作品ツイート数」は、例えば宗教的な「聖地巡礼」等の目的外のデータを排除するため、舞台探訪アーカイブ Wiki*から抽出した舞台探訪作品の一覧の作品名(略称含む)が含まれているツイートを抜き出した数であり、黄色線はその移動平均です。

 今期は4/25~6/20の間に緊急事態宣言が出ていましたが、グラフをよく見ると微妙にその影響が出ているように見えます。一方で去年の緊急事態宣言の時のような極端な増減は無く、人気作があったにもかかわらず全体的に低調な印象でした。

作品別の探訪ツイート累計数推移

 次に、作品別にツイート数の累計の推移を見てみましょう。
 これは、2021年4月~2021年6月の期間中の、舞台探訪関連キーワードと作品名を含むツイート数を作品別に累計をとり、上位の10作品の推移をグラフ化したものです。



 予想通り、『スーパーカブ』が強かったシーズンでした。一方で『ゆるきゃん△』の根強い人気が印象的です。
 4/26の週と6/21の週に『スーパーカブ』への言及が増えています。だいたいこういう急激な伸びには理由があります。4/26の週を調べてみると…、

 これですね。公式からの舞台探訪についての呼びかけが出ており、これに関して言及するアカウントが多かったため伸びを見せたのですね。(公式で「聖地巡礼」でなく「舞台探訪」という言い方を採用するのは、『神様になった日』と並んでレアケースな印象です)
 舞台探訪は、一般的な観光地でない(ことが多い)現地に出掛けるという点において、他のファン活動にはない注意が必要です。私の本家サイトにも書いてある探訪活動の心得をここに再掲しておきます。

  • 舞台を荒らさないこと
  • 住民に迷惑をかけないこと
  • 舞台での行動は慎重に

 一方で、6/21の週の伸びはというと…、これが何と、コラボキャンペーンやニュースでなく自然増でした!
 シーズン後半になるにしたがって『スーバーカブ』の舞台探訪のレポのアップが増えて来たのと、6/24放送の最終話が西日本横断の回だったため、言及するアカウントが一気に増えたのが原因です。
 アカウント数の累計も見てみましょう。



 データ欠損期間があるため正確ではないですが、『スーパーカブ』に言及したアカウント数は『ゆるキャン△』のアカウント数の倍に達しており、今期の覇権探訪アニメは『スーパーカブ』だったと言えそうです。
 人気作だけに力作のレポが目白押しだった『スーパーカブ』ですが、管理人のデータ上で最多RT数だったこちらのレポをご紹介しておきます。


 ちなみに、『ゆるキャン△』の4/5の週にも顕著な伸びがありますが、こちらは…、


 浜松市による公式のタイアップ企画でした。『ゆるキャン△』は中部地方とのタイアップが強い印象です。

今期のアクティブ・ファンの分布傾向

 今期のファン分布の傾向を見てみましょう。


 上のグラフは、その作品に言及したツイートの半数が、全アカウントのうち何%のアカウントによって発信されたかを示す率で、上からツイート数順です。グラフが右に伸びているほど平均的にツイートされており、左に行くほどツイート数が多いコアなファンが多いことを示します。
 ※『オホーツクに消ゆ』は全て1つのアカウントからの言及だったため、便宜上'0%'としました。

 『スーパーカブ』は幅広いアカウントから発信されており、コアなファンからもライトなファンからも支持を受けたことが分かります。
 また、『ゆるキャン△』のコアファンにおける根強い人気も見逃せません。
 意外なところでは、3/8にシリーズ最終作として公開された『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に対して、ほぼ重複しない個々のアカウントから発信されています。同作中の現地取材して作られたシーンが印象的だったと言えそうです。

 さて、次なる夏は舞台探訪には過酷なシーズンではありますが、どんな舞台が登場するのでしょうか?
 COVID-19の影響が気がかりな中、皆様にご安全な探訪活動があらんことを祈りつつ、また次回まで。

今回のデータ収集方法について

 今回のツイートの検索・収集条件は下記の通りです。

  • 舞台探訪関連ツイートデータの検索キーワードは、"舞台探訪" OR "#butaitanbou" OR "聖地巡" OR "舞台巡" OR "舞台めぐり" OR "聖地めぐり" OR "モデル地めぐり" OR "モデル地巡り" OR "聖地探訪"
  • リツイートは検索しない(Twitterの検索設定は"-filter:retweets")
  • 引用ツイートは集計結果から除外
  • Botは集計結果から外す(同一ユーザーIDで3つ以上の重複ツイートがあるとBotと判断)
  • 次の作品は他の単語と混同の可能性があるため除外する→『ハル』,『ef』,『インフィニット・ストラトス』の略称の『IS』,『ペルソナx』の略称の『Px』,『アクセル・ワールド』の略称の『AW』
  • 次の単語を含むものはプロモーションと判別して除外する「舞台めぐりコラボ企画」,「【キャンペーン情報】」
  • 週1回定期的に検索(後からジワジワ伸びるRT数はカウント出来ない)

 また、Twitterの検索APIに起因する制約は以下の通りです。

  • 機械的検索の制約
    • キーワードが入ったツイートしか収集出来ない
    • キーワードが入っていると、「行きたい」という願望のツイートや以前に行った探訪の再投稿など、現地に行っていないツイートも収集される
  • Twitter検索の制約
    • 鍵付きアカウントのツイートは収集出来ない