京アニ「Kanon」−横浜編2−出発
■京アニ「Kanon」舞台探訪-横浜リベンジ編-
先週末に天気が悪くて見送った横浜に行ってきます。あまり今週末も天気が良くないようですが、ここを逃してしまうと、今度は秋の番組改編期をまたいでしまうので(笑)
前回の真夏に行った時は、朝と夕方の時間帯に5時間ぐらいかけて100枚以上撮って、ようやくキャプチャ画像全体の半分ぐらいでした。
今回は少しは涼しくなったので、昼間の時間帯も含めて何枚取れるかが勝負になりそうです。
■「電脳コイル 第17話」
今回はヤサコとハラケンの二人のシーンが良い出来でした。お互いの秘めた気持ちが会話の情景を通して伝わってくる、長くて地味なシーンにもかかわらず、全然退屈させない、むしろ未来への緊張をはらんだ空気を感じさせられました。このシーンでの音楽も良かったですね。作品中でも屈指の名シーンだったと思います。
ストーリー全体もいよいよクライマックスに入って来た感じで、ますます目が離せません。
■「殉教」
- 作者: 三島由紀夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/07
- メディア: 文庫
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収録作中の「三熊野詣」は、ちょうど管理人の「朝霧の巫女」探訪ルートと同じ、新宮泊で熊野那智大社→熊野速玉大社→熊野本宮大社なので、なつかしく思い出しました。作中と違って今は2車線の舗装道路なので快適な旅でした。
あとは、「軽王子と衣通姫」が古典的で面白く読めました。
…けれども、正直言って他の作品は読むのがちょっと苦痛でした。つくづく、“純文学”は合わない体になっているのだなぁ、と。正直言って、物語の内容に実感が沸かないのです。
東浩紀の指摘にもありますが、今のオタクにとっては、アニメやゲーム的世界観の方がよっぽど“リアル”だったりするのです…orz