ネットブックにHTML作成環境を構築
ネットブックにHTML作成環境が無かったため、作成環境を構築してみた。
管理人のデスクトップPCのHTML作成環境は、10年前からほとんど進化してない枯れた環境。そのため、古すぎて再構築しようとするといろいろと大変だったのだけど、何より慣れているし機能も必要十分なので、再度構築にチャレンジする事にした。
メインとなるのは、テキストエディタのWZ EDITOR Ver.5。これにプラグイン・マクロをインストールしてHTMLエディタ化する。
1.HTMLプラグインのインストール
(1)HTML Plus!プラグインのインストール
これはサイトからダウンロードして、コンパイルしたらすんなりインストール出来た。
(2)XHTMLプラグインのインストール
これが今回の一番のポイント、そして難関だった。
このマクロと、WZ EDITOR Ver.5以前を作っていたVillageCenterという会社は既に解散してしまっている。VillageCenterの後継としてWZソフトウェアという会社があるのだが、ここがリリースしているWZ EDITOR Ver.6はマクロの仕様が違い、従来のマクロがそのまま使えないのだ。
このマクロのファイルは旧VillageCenterのサイトで公開されていたのだが、既にサーバは無くなってしまってアクセス出来なくなっている。
あれこれ悩んだ末に思いついたのが、過去のインターネットサイトの記録が保存されている、Internet Archive。ココに、旧VillageCenterのURLの、
http://www.villagecenter.co.jp/atvc/wz/xhtml/
を入力すると…、なんと、ちゃんとアーカイブから昔のマクロがダウンロード出来た! Thank you, Internet Archive!
これで、エディタ側のHTMLプラグインの準備は完了。
2.Perl処理環境のインストール
次に、HTML文法チェックのための環境を構築する。
HTML文法チェックの環境としては、Another HTML-lintがある。
URLを入力すると文法チェックしてくれるページも用意されているのだが、上記のXHTMLプラグインを使うと、WZ EDITOR上からこのperlスクリプトを実行してくれる。これが今回のミソ。これが出来ないと、HTML-lintを実行するためにローカルマシン上にWebサーバを立ち上げる、など迂遠な手間がかかってしまう。
WindowsにはPerlの実行環境が組み込まれていないため、まずこれをインストールする。
(1)ActivePerlのインストール
上記のURLからダウンロードして、問題なくインストール完了。
でも、ネットブック用のSSDは書き込み速度が遅くて、ちょっと大きなアプリのインストールだとすぐに待たされる時間が長くなるのが難点。まぁ、これは値段なりなので仕方が無い。ここらへんがネットブックで我慢出来るか出来ないかのポイントの一つでしょう。
3.Another HTML-lintのインストール
そして、HTML文法チェック用のスクリプトをインストール。
日本語対応のため、Jcode.pmも忘れずに。
以上で、文法チェックも含めて、HTMLの作成環境の再構築が完了出来た。
この環境構築の成果は、この後の努力しだいということで〜。
なお、今回の環境構築にあたっては、下記のサイトを大いに参考にさせていただきました。
Windows Evo
どうもありがとうございました!