第79局[交錯]扉絵の舞台,他
“迷宮物件”間違い無しと思われた第79局の扉絵の舞台ですが、奇跡的な経緯により電撃的に発見されました。
第79局 扉絵(YG '11年 No.06) | 長野県安曇野市 龍門渕公園 |
一見、手前の大きい物体(笑)に目が奪われて分かりにくいのですが、拡大してみると…、
マホちゃんの頭の横の石垣やロープの形といい、奥の柵の形といい、構図が一致している事から、間違い無くここが舞台である事が分かります。
地図付きの探訪記は、こちら→「咲-Saki-」舞台探訪記−長野県内編−
この舞台は、「龍門渕エリア」にある龍門渕公園の外れという、いつもの「清澄エリア」から外れた場所で見つかりました。
こんなもの、普通は絶対に見つかるわけがないのですが、たまたまmixiの「咲-Saki-」舞台コミュ内で「発売が遅れている第8巻の表紙を予想してみよう」という企画があって、パブリーさんがいつか背景に使われるんじゃないかと予想して撮影していた写真を投稿した事がきっかけとなって発見されました。
小林立先生のセンスを理解する「咲-Saki-」ファンのレベルの高さといい、第8巻がたまたま遅れていたための企画で見つかった事といい、まさに『奇跡的』と呼ぶにふさわしい発見だったと言えるでしょう。
パブリーさん、発見おめでとうございました!
その他、前回の「FATALIZER」の取材で撮影出来なかった、晴海埠頭の舞台レポを追加しました。
「FATALIZER」(P163) | 東京都中央区 晴海埠頭 |
幕間に遠景を入れる手法は、この頃からの特徴なんですね。
地図付きの探訪記は、こちら→「FATALIZER」舞台探訪記−東京編−
本記事内の「咲-Saki-」,「FATALIZER」の画像の著作権は、小林立先生にあり、ここでは当該作品の比較研究を目的として引用しています。