仮想と現実の真ん中あたり

主に舞台探訪とか聖地巡礼と呼ばれる記録をつづるブログ

第26局[理論]扉絵,第28局[異変]扉絵,第4巻カラー口絵の背景

「咲-Saki-」舞台探訪−長野県内編その3−
第26局[理論]の扉絵、その他を取材して来ました。
長くなるので、取材の経緯は続きで。

 本探訪記内の「咲-Saki-」の画像の著作権小林立先生にあり、ここでは当該作品の比較研究を目的として引用しています。



実は、以前から長野県内の富士見町,原村付近を探索していたのですが、第3次に渡る調査でも何も見つけられずにいました。
そんなところに、2008年8月22日にウチの掲示板経由で、ETAさんから決定的な情報をいただきました。
それは、第26局[理論]扉絵に描かれている火の見櫓は、原村の「柳沢上」という地区に存在するものではないか、という情報でした。


そこまで詳しい情報がわかれば、もう勝ったも同然。
Googleで「原村」&「柳沢上」を検索。表示された画面をハンディGPSにセットしてGo!





GPSの指示のままに走って、「目的地付近に到着しました」の声であたりを見回してみると、すぐ目の前にどこかで見たことがある風景が…、




第4巻巻頭カラー口絵(第4巻 P4-5)
長野県諏訪郡原村−その1−
それは、なんと第4巻のカラー口絵! これもここだったのか! 今までの苦労は一体何だったのかと思うぐらい、あっけなく見つけることが出来ました。ETAさんの情報に感謝です。 やっぱり、原村のどっちの通学路は、『のどかな原村』にあったんですね〜。
ここから川の上流に100mほど歩いて行くと…、
第26局[理論]扉絵(第4巻 P29)長野県諏訪郡原村−その2−
ハイ、ついにたどりつきました。第26局[理論]の扉絵です。

まぎれもなく、富士見町から原村,茅野市までさんざん探し回った、坂本鉄工所製の火の見櫓です。 この橋を反対側から見ると…、
第28局[異変]扉絵(第1巻 P69)長野県諏訪郡原村−その3−
第28局[異変]の扉絵ですね。 似ているとは思っていたけど、全く同じ場所だったのか〜。
じゃぁ、これだけまとまってあるなら、周辺に他の背景の場所もきっとあるに違いない。 そこで…、

じゃん。この日に届いたばかりの「咲-Saki-」探索用新兵器登場。 折りたたみ自転車、Panasonic ライトウィング、その名も「ステルスモモ号」です。独壇場っすよ!w ところが…、 これで周辺を走り回ってみたんですが、他に何も見つからなかったんですよねぇ、これが。
う〜ん、作者は、一体どうしてここに撮影に来たんでしょうか? 謎は深まるばかりでございます…。