仮想と現実の真ん中あたり

主に舞台探訪とか聖地巡礼と呼ばれる記録をつづるブログ

「咲-Saki-」探索エンジン構想

咲-Saki-」の未発見背景があまりに見つからないので、自動で目的の背景の場所を探してくれる探索エンジンを考えてみた。
※管理人はPCアプリは専門外なので、細かい間違いはスルーで。


探したい画像
             ↓



 探索エンジン:PC上で動作するアプリケーション
 データベース:検索エンジンのサーバ


まず最初に、ユーザは、検索したい画像および検索範囲の座標(緯度,経度)を探索エンジンに入力する。
探索エンジンは検索範囲内の座標を選択して、方位データを付けて、GoogleのStreet Viewサーバにリクエストを送る。
するとリクエストを受け付けたサーバは、その座標の画像データと隣接する撮影ポイントの座標を送り返して来る(よくわからんけど、たぶん)。


返って来た画像データは、探索エンジン内の(c)画像認識モジュールに送られて、画像の一致度を判定する。
ここがポイント。難しいとは思うけど、既に顔検出が出来るぐらいの画像認識ライブラリが公開されているぐらいなので、何とかなるんじゃなかろうか?
→参照:OpenCVで学ぶ画像認識:第3回 オブジェクト検出してみよう
('09.05.29 追加)そのものズバリの解説が載ってました→参照:OpenCVで学ぶ画像認識:第4回 オブジェクト検出器の作成方法
そして(c)画像認識モジュールは、判定した一致度(パーセント)を(a)メインモジュールに送り返す。


(a)メインモジュールは、判定された一致度を座標と方角のデータと共にファイルに記録する。容量がオーバーするようなら、例えば一致度の高い上位100件だけ記録して、低い値のデータは上書きしてしまえば問題はない。


以上で1地点の1方向の判定が終わり。(a)メインモジュールは、同一地点の全方向が終わるまでこれを繰り返す。そして、1地点の判定が終わったら、次の測定ポイントに移動して判定を行う。以下、これを繰り返す。


…と、こんな構成にすれば、GoogleのStreet Viewのサービス範囲内であれば、未発見の背景を探すことが出来るんじゃなかろうか?


このシステムはまた、(b)サーバI/Fさえ差し替えれば、GoogleYahoo!の画像検索にも応用出来る。
例えば、小川一水の小説「天涯の砦」に、ケータイで相手の写真を撮って、ネットで検索して個人プロフィールを特定するシーンが登場するのだけど、そういった事も(スピードはともかく)原理的に出来るだろう、というわけだ。


と、こんな探索エンジン、誰か作ってくれないかなぁ?
…えっ? 誰か作ったとしても、そもそも長野県内はStreet Viewのサービス範囲外? それは困ったね。どっとはらい