仮想と現実の真ん中あたり

主に舞台探訪とか聖地巡礼と呼ばれる記録をつづるブログ

ニコン、GP-1発売日決定。\22,050。

誕生日を過ぎてから帰宅した管理人です。
そりゃ、誕生日の夜だもの、私だって色々ありますよ。…具体的には仕様書作成とか仕様変更とか深夜残業とか。ええ、そりゃメモリプロテクトエラーだってありますよ、大人ですもの。


ニコン、デジタル一眼レフ用GPSユニットの発売日を決定デジカメWatch
ジオタグ付加マニア(?)待望の、ニコン純正のGPSユニット。
アメリカのサイトで10万円近い値付けという先行情報がありましたが、実際の日本での発表は「ちょっと高いけど、“純正”という安心感を考えると我慢の範囲」という限界ギリギリの線で来ました。
しかし、スペックを見てみると…、

GPS精度は10m RMS、オープンスカイ時の受信時間は、コールドスタート約45秒、ホットスタート約5秒となっている。

これを、以前に実験したSONYのGPS-CS1Kと比べてみると、精度がほぼ同じ、測位時間はむしろ悪い。
今どきこのスペックでこの値段というのは残念感が漂うものが…。
→'08.12.14:訂正記事書きました。

夏コミ1日目終了

■夏コミ1日目
本日の唯一の目標だった薄荷屋さんの「咲-Saki-」本でしたが、もしかして知人のSUGI氏が行くかも? と思って午前中にTELしたら、

SUGI氏「もしもし? こちらは今、薄荷屋さんの列に並んでいるところですけど?」
「…じゃ、その『咲-Saki-』本をもうワンセットお願い」
SUGI氏「了解です」


という奇跡のような会話で、早々に解決してしまいました。





SUGI君、どうもありがとうm(__)m
中でも「恋をするひとされるひと」(キャプテン×部長本)がナイスでございました。


明日はいよいよ、知人のQLAND氏のサークル「QLAND」でサークル参加の予定。参加される方はよろしくお願いします。


EeePC 901-X
導入したばかりのEeePC 901-Xをホテルのネットに繋いで更新中。





実際に使ってみての感想ですが、キーピッチが狭くて、手が大きめの私には入力が予想以上に厳しいです。ディスプレイもフォントサイズが小さくて、長時間の使用は目が疲れやすく向いてません。
一方で、速度はインターネット用途には十分で、起動時間はむしろ自宅のデスクトップより早いぐらい。
総評として、「インターネット用途+α」で1時間以内/日、と割り切って使う分には十分納得出来る感じです。


私の場合、今までノートPCを持っていなかったので、感想としては「とにかく便利」の一言。一度持ってしまうと、もう手放せないですね。

「咲-Saki-」第35局[波乱]の背景

今週の6/25は「咲-Saki-」第4巻発売!小林立先生公式HP)
ですよ〜!


「咲-Saki-」第35局の背景
ヤングガンガン No.13の「咲-Saki-」第35局の背景、これは見覚えがあったので行ってみると…、

咲-Saki-」YG 2008 No.13号 P163
塩尻市総合文化センター(クリックで拡大写真)
レザンホールのお隣、塩尻市総合文化センターでした。レザンホール側から見たアングルかと思ったら、実は総合文化センターの真正面から撮ったアングルで、ちょうど催し物が開かれているのに正面玄関前で撮影しなければならなくて、ちょっと恥ずかしかったですw


↑の写真をクリックすると、1,500×1,000の大きな写真が開くので注意!
ここでよく見て欲しいのが、建物の上部、屋根付近の汚れ。これがまた細かく描き込まれているんですよ。↑を見れば分かる通り、写真を単純に作品中のコマのサイズに縮小するとツブれて見えませんから、高解像度の写真を見ながらペンを入れたとしか考えられません。いつもながら、この職人芸にはビックリですね。


■16万Hitありがとうございました
本家サイトが16万Hitを達成しました。
見ていただいた皆様、ありがとうございました。
最近、TOPページの存在意義が無くなって来ているので何とかせねば…、と思ってはいるのですが、時間が無くて放置状態です。どうしたものかな〜。


■GPSロガーを使ってExifにジオタグを打ち込む方法
GPSロガーのHolux M-241を使ってJPEGのExif領域にジオタグ(geotag=位置情報)を書き込もうと思ったら意外にうまく行かずに苦労してしまったので、経緯をメモ。


(1)Holux Logger Utilityを使用してみる
最初にHoluxの付属ツールを使ってみました。すると、
「No support this camera photo EXIF format, and can't write track log record into this photo.」
と表示されてしまい、失敗してしまいました。
どうやら、ウチのデジカメ(ニコンD50)のExif領域中のメーカ独自フォーマット部分が足かせとなるみたい?


(2)GMM2を使ってみる
成功するにはしましたが、以前にも書いたけど、一度展開したJPEGデータを再圧縮するため、画質が劣化します。画質重視の人にはオススメ出来ませんし、オリジナルデータに上書きする使い方をしてはいけません。


(3)geotagを使ってみる
 http://www.moongift.jp/2008/03/geotag/
Javaで書かれており、動作にはJavaランタイムが必要となるので初心者にはちょっぴり敷居が高いかも?
でも、やってみましたが、なぜかジオタグを打ち込めません。なぜだろう? やっぱりEXIFフォーマットのせい?


(4)カシミール3Dを使ってみる
なぜかM-241のログデータをうまく読み込んでくれません。読み込まれることは読み込まれるのですが、なぜかトラックデータの日付・時刻が間違って読み込まれるのです。なぜだろう?
でも、初めて使ってみたのですが、色々と面白そうなツールですね。
別のツールでジオタグを打ち込んだ後に地図上に写真を置いて遊んでみましたが、Google Earthなどと比べると動作が軽快で楽しいです。
これはまた後日勉強して使い込んでみたいツールです。


(5)Jpeg GPX Mergerを使ってみる
最後にたどりついたのが、コレ。コレを使って無事にJPEGデータにジオタグを書き込めました。素晴らしいツールです。感謝。
動作にはJavaランタイムが必要となるのはgeotagと同じ。
サイトに注意事項が書いてありますが、メーカによってはExif情報の一部が壊れます。ニコンの場合だと、「ニコン独自のサムネイルデータ」が破損するそうです。私の場合は特に必要ないので気にしませんでしたが、念のため元データのバックアップはとっておく事をお奨めします(自動的にバックアップファイルが生成されますが)。

写真にジオタグを付ける方法

ジオタグ試行錯誤
舞台探訪の取材の時にGPSのロガーをONにするのを忘れてしまったので、後からJPEGファイルにジオタグを付ける方法をいくつか試してみたのだけど、これがなかなか簡単な方法が無くて大変だった。


1.GMM2.exeで書き込んでみる
一番最初に試してみたのが↓この方法。
  写真に位置情報を付けてFlickrとかで見る
やってみると比較的簡単に出来た。
…でも、出来たファイルを見ると、何かおかしい。ファイルサイズは小さくなっているし、拡大してみると少々ブロックノイズが増えている。よく記事を読んでみると…、

問題:
1.圧縮されているJPGファイルを展開しExifを追加して再び圧縮しているため
画像が劣化する問題がある。

それ、ダメじゃん!
「貴重な写真データを劣化させるか、それが嫌ならジオタグ付きのデータは別に保存するか二択」、という仕様はかなり致命的な制約。多機能なツールなのに、惜しいなぁ…。


2.PicasaGoogle Earthで書き込んでみる
今度は比較的一般的に知られている方法(?)で。
Picasaを使って、Picasa上で写真を選んでGoogle Earthでジオタグを打ち込み
この方法で、何とか写真にジオタグを打ち込む事が出来ました。


結局やっている事はJPEGEXIF領域にデータを追加しているだけなので、Google Mapsで緯度,経度情報を取得して、それを手でファイルに直接入力出来るツールがあればそれで十分なのですが、手軽なツールが無いのが困るところ…。


【詳細版】Atom 230とCeleron、Core 2、Athlon X2を比較
これを見ると、最低ラインは、Atomかな?
取りあえずEee PC 901/Eee PC 1000H の日本発売待ちという選択肢で。
でも、Eee PC 1000Hまで行くと従来のノートPCとの価格アドバンテージが小さいというジレンマがありそうですが、日本での発売価格がどうなるかだなぁ…。


「本当にたまげた猫」 ネコの駅長室完成 和歌山
 衝撃!広島の「改札ネコ」 和歌山の「スーパー駅長ネコ」に最大のライバル出現
“リアル・アリア社長”
と思ったのはきっと自分だけではないはずw


■近況
ジオタグの打ち込みで時間を取られたため、舞台探訪記を更新出来ませんでした。
咲-Saki-」の取材記は、また明日に。

観鈴ちんの舞台探訪講座アップ

観鈴ちんの舞台探訪講座
観鈴ちんの舞台探訪講座を第4回前編まで、「舞台探訪アーカイブ」の中のグループの日記に掲載しました。
 http://legwork.g.hatena.ne.jp/USO9000/
後編は明日アップ予定です。
第4回までの講座で、管理人の持っているノウハウのかなりの部分をまとめたつもりです。よろしければご参考にどうぞ。
この舞台探訪講座は、元々は知人のQLANDさんのコミケ用のCD-ROMに連載していたものです。書くきっかけは、ほとんどQLANDさんが、「キミのやってるアレってどうやってるか説明してよ」とお題が出て、それに対する解説という事で形にして来ました。
今回のWebへの掲載にあたっても、QLANDさんから快諾を得ることが出来ました。この場を借りて感謝する次第です。


さて、このアップが終わったら、次は自分の探訪活動の方に戻る予定ですが、今後の方向性については色々と検討中です。でも、いずれにしろ「Kanon守口市駅編は片づけないとなぁ…。


はてなでのGoogleマイマップ表示
以前は、はてなで<iflame>内にGoogleマイマップを表示した場合、マーカをクリックして開いた情報ウィンドウの中のリンクをクリックすると、地図のフレーム内に別ページが開かれてしまって、その点が不満だったのですが、先日記事を書くためにためしてみたら、いつの間にか正しく別ページにジャンプするように改善されていました。


ここまでGoogleマイマップで出来てしまうと、もはや苦労してGoogle Maps APIを覚えるほどのメリットが少なくなったな〜、というのが実感です。
本文中のリンクをクリックして地図に飛んでいくのは依然としてGoogle Maps APIでしか出来ないのですが、それだけのために覚えるのはちょっと割に合わない状況になって来たと思います。


薄荷屋さんの日記で「咲-Saki-」の話題が満開!
ちょっと紹介遅れましたが、素敵なイラストがいっぱいで嬉しいです。
特に個人的にイチオシの部長が多めで!<それかい

GPS-CS1K vs M-241

案山子“玖吼理”の称号をいただきました。久遠の絆ファンサイト はてな さん)
>その隻に該当するのは、やっぱり観鈴ちんであろう。
一言余計w


SONY GPS-CS1K vs HOLUX M-241
ついつい、以前にはやみさんに聞いてから気になっていた、GPSロガーのHOLX M-241に手を出してしまいました。
そこで、この機会に今まで使用していたSONY GPS-CS1Kといくつか比較実験をしてみました。

左:SONY GPS-CS1K/右:HOLUX M-241


1.概要
SONYGPS-CS1Kが12chで「約±10m程度の精度」とうたっているのに対して、HOLUXのM-241は32chの定評あるMTKチップセットを使用し、そしてなんとSBASまで併用可能で、その時の精度は水平精度2.2m未満(95%)、垂直精度5m未満(95%)とうたわれていてます(M-241 日本語取扱説明書)。これは結果が大いに期待出来そうです。


2.第一印象
モノとしての作りは、GPS-CS1Kの方が好印象です。デザインは良いし、電池の逆挿入防止もしっかりしてます。
M-241は細部の作りが大雑把で、電池の逆挿入防止が付いてません。付属のPCのツールも初心者には分かりにくいかもしれません。
が、それ以外の点では、M-241が全ての点で上回っていると言って良いでしょう。液晶が付いていて単体で設定を変えられるし、USBを接続しながらも動作出来るのでPCに接続してログを吸い出す事が出来ます(GPS-CS1KはUSB接続すると記録が止まる)
個人的に気に入ったのが、液晶画面に現在時刻が表示出来ること。ログデータを使ってデジカメ画像にジオタグを打ち込むためには、デジカメの時計を正確に合わせておく必要があるのですが、腕時計を持たない派の管理人だと、いちいち携帯電話で時報を聞いて合わせなければなりませんでした。それがセットで使うGPSロガーが時刻を表示してくれるというのは大変便利です。(しかもGPS情報だから原子時計精度)
 第一印象:M-241の勝ち


3.測位までの時間比較
従来GPS-CS1Kで不満だった、衛星を補足して測位するまでの時間を比較してみました。
まず、ビルの谷間での条件をテストするため、松本市内中心部の比較的立て込んだ場所で測定。


(1)測位までの時間(市街地)
ロガー測位までの時間
GPS-CS1K約1分40秒
M-241約50秒
GPS-CS1Kは2分近くかかっていて、感じていた悪条件下での遅さが裏付けられました。
では、次はGPS-CS1Kのリベンジのため、ひらけた郊外に場所を移します。


(2)測位までの時間(郊外)
今度は、松本空港横の公園。周りにほぼ障害物が無い状態での実験。
ロガー測位までの時間
GPS-CS1K約35秒
M-241約5秒
M-241はえぇーー!!! 1/3に時間を短縮したGPS-CS1Kもがんばったのですが、M-241は実用上「待ち時間無し」と言ってもいい圧倒的な速さを見せつけました。
測位までの時間:M-241の圧勝


4.測位精度比較
いよいよ、測位精度の比較です。
条件をそろえるため、M-241の記録間隔(設定で変えられる)を15秒(GPS-CS1Kが15秒固定だから)とし、出力形式をNMEA-0183としました。
そして、
  (1)両方同時に記録開始して、両方同時に持ち歩く。
  (2)(1)で記録されたログをGPSBabelKMLに変換(200pointに制限)。
  (3)Googleマイマップにインポート。
として出来たのが、↓の結果です。


(1)測位精度(市街地)
 青がGPS-CS1K、赤がM-241の軌跡。
↑はハメコミ画像です(クリックでマップへ)
M-241はスタート地点だけは変な位置を表示していますが、それ以外は合格の出来。
それに対してGPS-CS1Kは、条件が悪いとはいえ、ちょっとふがいない出来です。


(2)測位精度(郊外)
 青がGPS-CS1K、赤がM-241の軌跡。
↑はハメコミ画像です(クリックでマップへ)
M-241、SUGEEE!!! このまま巡航ミサイルに搭載しても、郊外の軍事施設なら余裕でピンポイント爆撃可能じゃないのか!? 技術の進歩って恐ろしい…。
それに比べてGPS-CS1Kは、この好条件下でこの精度はいただけません。
測位精度:M-241の圧勝


5.結論
結論:使いこなす自信があるなら、M-241を買え
価格は同じ\12,000程度(管理人は、楽天経由のSPA GPSセンターさんで購入)。以上の結果を見れば、使いこなせる上級者なら、GPS-CS1K(今はGPS-CS1KSP)を買う理由は無いと言って良いでしょう。
今や、機能はシリコンチップの性能で決まってしまうので、チップが良いものには勝てないんですねぇ。

Canon EOS Kiss X2

キヤノンEOS Kiss X2 〜完成度の高い最強エントリーモデル
いいなぁ、KX2。コレにシグマの18-200mm F3.5-6.3 DC OS付けたら、自分なら一生買い換えないで済みそうだなぁ。
ニコンはフルサイズセンサのフラッグシップ機(D3)の機能を持ったAPS-Cサイズフラッグシップ機(D300)があるというのがアドバンテージですが、逆にエントリークラスをKX2と比べてしまうと見劣りするのは否定出来ない感じであるわけで。
高倍率ズームしか使わない、AF速度もいらないような舞台探訪用途だと、エントリー機で十分なんですが、ニコンにちょうどこのぐらいの機種が出てくれないかなぁ…。


■「DRAGONBUSTER 1」

龍盤七朝 DRAGONBUSTER〈01〉 (電撃文庫)

龍盤七朝 DRAGONBUSTER〈01〉 (電撃文庫)

秋山瑞人先生の待望の新刊! 「ミナミノミナミノ 2」でもなく、「E.G.コンバット 4th」でもなく(笑)、新作「DRAGONBUSTER」であります。
古橋秀之先生との共同世界観による作品との事で、凝った世界設定の中に、秋山先生らしい鋭い場面作りが見えます。
…けれども、あとがきによると次の2巻目でラスト(しかもデストロイ!?)との事で、これだけ設定と伏線を張っておいて次の巻でまとめるとなると非常にあわただしくなりそうな予感が…。
いや、秋山ファンとすれば終わってくれるだけで有り難いというべきなのか…(^^;
(色んな意味で)予断を許さない次巻を楽しみに待つことにしましょう。