仮想と現実の真ん中あたり

主に舞台探訪とか聖地巡礼と呼ばれる記録をつづるブログ

「咲-Saki-」第8巻エンドクレジットの舞台へ行って来ました。

第8巻エンドクレジットの背景の場所が判明したとの情報を得て、取材に行って来ました。


第8巻 エンドクレジット西新宿5丁目付近


都心にもかかわらず、いかにも「咲-Saki-」らしい構図ですね。
毎度、都会の中で段差のある風景を探し出す“小林立マジック”には感心させられます。
 地図付きの探訪記は、こちらで→「咲-Saki-」舞台探訪−東京都内編−


ところで、写真からは分かりにくいかもしれませんが、この構図、ものすごいローアングルなんです。ファインダーだとしゃがまないと撮れません。実際に衣みたいなロリっ子が立っていたらアウト(笑)
こんなローアングル、元の写真はバリアングル液晶で撮影したのかなぁ? …と思いながら、最初は液晶画面のライブビューでこの構図を撮ろうとしたのですが、「咲-Saki-」の背景は精細なのでライブビューだと細かい構図が合わせられないんですよ。結局、ファインダーを使って撮影しました。
元の絵の撮影時には自由に構図が作れるのでバリアングルが便利なんだろうけど、後から同じ構図で撮ろうとすると、ファインダー覗きながら窮屈な姿勢でないと撮影出来ない。何だか不条理です(笑) (こういう時は可動式EVFが便利なのかな? 使った事ないですが)
神様ドォルズ」の取材の時にはライブビューの方が使いやすくてライブビューを見直してたんですが、「咲-Saki-」の背景はアニメよりも精細なので、やっぱりファインダーでないとダメ、というシーンがあるんですよね。
なかなか舞台探訪用途ならコレ、という万能なカメラはないなぁ、という。以上、探訪裏話でした。

 本記事内の「咲-Saki-」の画像の著作権小林立先生にあり、ここでは当該作品の比較研究を目的として引用しています。

「咲-Saki-」YGビッグ番外編の舞台と小林先生=鉄道ファン説?

遅くなりましたが、増刊ヤンガンビッグVol.2の「咲-Saki-」番外編に登場した舞台の取材記です。


増刊YGビッグVol.2 P21
 地図付きの探訪記は、こちらで→「咲-Saki-」舞台探訪−長野県内編−


のどっちとゆーきの運命(?)の出会いの舞台。
その背後に見えるのは、陸橋と斜面を斜めに登る坂道。これには見覚えがありました。ここは…、

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「咲-Saki-」合宿所・大会会場付近の舞台をちょこっと追加。

公開が遅れていましたが、6月のOFF会で上京した際に取材した写真をアップしました。


第8巻 P102国立オリンピック記念青少年総合センター付近


↑の背景は、簡略すぎて普通ならこんなもの分かるわけがないのですが、その1つ前のP101のカットは…、


第8巻 P101国立オリンピック記念青少年総合センター付近


特徴的な壁の模様から、↑この場所である事が分かります。
すると、P102のカットは、のどっちの位置から見た咲ちゃんの後ろ姿なわけですから、のどっちの位置からその視線方向にカメラを向けると…、ごく自然に↑のP102の背景が見つかるというわけです。
まるで、北斗七星から線を引いて北極星を見つけるみたいですね(笑)


咲-Saki-」の緻密な作り込みぶりは、現地に行っても改めて驚かされるレベルなのでした。
 地図付きの探訪記は、こちらで→「咲-Saki-」舞台探訪−東京都内編−

 本記事内の「咲-Saki-」の画像の著作権小林立先生にあり、ここでは当該作品の比較研究を目的として引用しています。

メロンブックス第8巻カバー絵の舞台

やぁ、ワトソン君、久しぶりだね。
何だい、やぶからぼうに? え、メロンブックスの第8巻カバー絵だって?


メロンブックス 第8巻カバー


もちろん、入手したとも。あれは素晴らしい絵だねぇ。
左右両端にのどっちとモモの“おっきい”コンビを向かい合わせに配して、その奥に一点透視法の道路のパースに沿って各キャラを配置する“小林構図”。そして、その奥に広がる水面と山の柔和で繊細な背景、これはヤオキン氏の手になるものだよ。小林先生の開放的(すぎる)キャラ描写と合わせて、まさに絵全体から夏の空気までが伝わって来るようだね。これをワイドなカバーサイズで楽しめるのは、「咲-Saki-」ファン冥利に尽きるというものじゃないかね?


…え、そうじゃない? 場所だって?
ああ、それはだね、知人のSUGI氏が現地から写真を送って来てくれたよ。まさにピッタリの風景が現地で見つかったそうだ。
だけど、正直、この件はあまり首尾良く行かなくてね。君が興味を持ってくれるとは思えないんだがね。それでも知りたいかい?
…そうか。それじゃ、顛末を話そうか。でも、聞いてがっかりしないでくれたまえ。

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永水女子の舞台、霧島神宮に行って来ました。

GWを利用して、「咲-Saki-」全国編に登場する、永水女子の舞台に行って来ました。


第73局 扉絵鹿児島県霧島市 霧島神宮


 地図付きの探訪記は、こちらで→第73局[予感]扉絵の探訪記


以下、その取材レポです。
(以下、続きで)

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原村でのお花見会イベント・レポ&第56局扉絵発見!

去る4/23(土)に、長野県の原村で、mixiの「咲-Saki-の舞台に行こう!!」コミュニティのお花見会が開催されました。
また、その翌日のアフターイベントで、迷宮物件と思われていた第56局[全国]の扉絵が発見されました。


第56局 扉絵長野県安曇野市 穂高川付近


 地図付きの探訪記は、こちらで→第56局[全国]扉絵の探訪記


その、発見記を交えたイベント・レポです。
(以下、続きで)

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第79局[交錯]扉絵の舞台,他

“迷宮物件”間違い無しと思われた第79局の扉絵の舞台ですが、奇跡的な経緯により電撃的に発見されました。

第79局 扉絵(YG '11年 No.06)長野県安曇野市 龍門渕公園


一見、手前の大きい物体(笑)に目が奪われて分かりにくいのですが、拡大してみると…、




マホちゃんの頭の横の石垣やロープの形といい、奥の柵の形といい、構図が一致している事から、間違い無くここが舞台である事が分かります。
 地図付きの探訪記は、こちら→「咲-Saki-」舞台探訪記−長野県内編−


この舞台は、「龍門渕エリア」にある龍門渕公園の外れという、いつもの「清澄エリア」から外れた場所で見つかりました。
こんなもの、普通は絶対に見つかるわけがないのですが、たまたまmixiの「咲-Saki-」舞台コミュ内で「発売が遅れている第8巻の表紙を予想してみよう」という企画があって、パブリーさんがいつか背景に使われるんじゃないかと予想して撮影していた写真を投稿した事がきっかけとなって発見されました。
小林立先生のセンスを理解する「咲-Saki-」ファンのレベルの高さといい、第8巻がたまたま遅れていたための企画で見つかった事といい、まさに『奇跡的』と呼ぶにふさわしい発見だったと言えるでしょう。
パブリーさん、発見おめでとうございました!


その他、前回の「FATALIZER」の取材で撮影出来なかった、晴海埠頭の舞台レポを追加しました。


「FATALIZER」(P163)東京都中央区 晴海埠頭


幕間に遠景を入れる手法は、この頃からの特徴なんですね。
 地図付きの探訪記は、こちら→「FATALIZER」舞台探訪記−東京編−

 本記事内の「咲-Saki-」,「FATALIZER」の画像の著作権は、小林立先生にあり、ここでは当該作品の比較研究を目的として引用しています。