仮想と現実の真ん中あたり

主に舞台探訪とか聖地巡礼と呼ばれる記録をつづるブログ

「咲-Saki- 阿知賀編」新道寺女子,その他九州の舞台を回って来ました。

咲-Saki- 阿知賀編」第10局北九州市小倉南区大字新道寺


だいぶ公開が遅くなってしまいましたが、秋の連休に「咲-Saki-」と「咲-Saki- 阿知賀編」の九州物件の舞台を回って来たレポです。
 ・「阿知賀編」新道寺女子の舞台

 ・「阿知賀編」赤土監督実業団時代の舞台

 ・「咲-Saki-」第8巻表紙の舞台



遠征中のエピソードは、続きで。

舞台探訪者の心得
 ・舞台を荒らさないこと。 ・住民に迷惑をかけないこと。 ・舞台での行動は慎重に。

※「咲-Saki-」探訪関連の記事一覧は、キーワード「咲-Saki-」で。


これまで高いと思ってた飛行機だけど、調べてみたら45割の航空券が新幹線より安かったので、初の飛行機での九州入り。信州まつもと空港からだと夕方着になるのが難点だけど、移動が楽なのは良い感じ。
翌朝、博多湾へ。


咲-Saki- 阿知賀編」第2局福岡県博多市博多湾


レジェンドこと赤土監督が実業団時代に所属していた、「博多エバーグリーンズ」の地元ですね。
ここからレンタカーで、新道寺女子の地元がある北九州市へ。


咲-Saki- 阿知賀編」第10局北九州市小倉南区大字新道寺


現地は、着いた頃から台風16号の接近で雨模様。さらに、写真撮影しているうちにだんだん風雨が強くなって来て大変なことに…。
何しろ舞台探訪ですから、普段でもキャプ画ファイル片手に一眼持って撮影しなきゃいけないわけです。そこに加えて、傘が風に飛ばされないようにしながら風雨の中を歩き回らなきゃならない、という苦行でありました。
何とか撮影を終えて車に戻った頃には、滝のような豪雨。ギリギリセーフ。


新道寺を出発した後、九州道→長崎道と乗り継いで、長崎へ。
その夜は、ちょうど台風の暴風域が通過するすごい風の音を聞きながら一夜を過ごしたのでありました。





…そしたら、翌朝起きたらホテルの前のベンチが倒れてるし!(笑)


さて、なぜ長崎かというと、ひでさんが、「阿知賀編」第11話の千里山の合宿所のシーンが、長崎ではないかという推定をされていたのですね。


咲-Saki- 阿知賀編」第11話


第11話の絵と状況からは、
 ・大阪から飛行機で行ってもおかしくない場所
 ・細長い湾(海か湖かは不明)に、海まで迫った山
 ・「川の向こう」というセリフから、川が流れ込んでる湾
 ・山際から海沿いの狭い土地に密集した市街地
という事が分かります。Google Earthで見てみると、たしかに長崎市に特徴が良く一致してるんですね。


そんなわけで、台風一過の強い風の吹く中、長崎市鍋冠山公園に登ってみたわけですが…、


咲-Saki- 阿知賀編」第11話
長崎市鍋冠山公園の麓から


現地では「大まかな地形は合ってても、ディティールが似てないなぁ」と思ってたんですが、こうして並べて見ると、やっぱり結構似てるかも?
さて、真相はいかに?


長崎では、「青い花」第7巻に登場するグラバー園にも寄れると期待してたのですが…、





あいにく、台風の残りの強い風雨のため休園だったという…。





仕方なく、Fateの言峰教会こと大浦天主堂を見学したりしてました。
ううむ、キリスト教の弾圧って、明治時代に入ってからも続いてたのか…。(→浦上四番崩れ-Wikipedia-


さて、長崎からフェリーで有明海を渡って熊本へ…、と思ったら、これが台風の影響で欠航。
やむを得ず高速道で熊本入り。熊本市周辺の「夏目友人帳」,「蛍火の杜」の舞台を回ったわけですが、またそれは別の機会に。


一旦熊本を離れて、九州道を南下して鹿児島県霧島市霧島温泉郷に。
素泊まりの訳ありプランで\3,000という格安価格で温泉ホテルに一泊。それでも温泉にまったりと浸かれて満足満足。
旅の疲れを癒した翌日に向かったのは…、


咲-Saki-」第8巻 表紙霧島市霧島温泉郷


はい、これ。「咲-Saki-」第8巻の永水女子の舞台。場所は、霧島温泉郷にある新丸尾橋でした。
広角で撮るとこんな感じに見えますが、実は、これが引いて撮ると…、





こんな感じ。見事な「広角構図のマジック」ですね。
てっきり公園みたいな広い場所だと思っていたので、これにはやられた! これだから「咲-Saki-」の背景はあなどれません(笑)


そんなわけで、北は福岡,西は長崎,南は鹿児島と、九州中を走り回った感じの、非常に充実した探訪旅行でした。
さて、今後の探訪レポの公開予定は、同期間に行った「夏目友人帳」と「蛍火の杜」のレポ、そしてその後は先月行った「咲-Saki-」宮守探訪レポの予定です。乞う御期待!

 本記事内の「咲-Saki- 阿知賀編」の画像の著作権小林立先生,五十嵐あぐり先生にあり、ここでは当該作品の比較研究を目的として引用しています。