仮想と現実の真ん中あたり

主に舞台探訪とか聖地巡礼と呼ばれる記録をつづるブログ

「咲-Saki-」第109局[屈指]扉絵の舞台に行って来ました。

ヤンガン誌上にて連載再開された「咲-Saki-」、小林先生のお怪我も快方に向かわれているようで良かったです。
その連載再開を記念すべき第109局の扉絵ですが…、


咲-Saki-」第109局 扉絵


背景作画のご担当は、おなじみのヤオキン氏。「咲-Saki-」らしい俯瞰構図と背景の空気感のマッチングが素晴らしい、連載再開を飾るにふさわしい扉絵ですね。


ところで、実はこの扉絵の場所は、管理人にとって過去の因縁がありまして…。
詳しくは、続きで。

舞台探訪者の心得
 ・舞台を荒らさないこと。 ・住民に迷惑をかけないこと。 ・舞台での行動は慎重に。

※「咲-Saki-」探訪関連の記事一覧は、キーワード「咲-Saki-」で。


咲-Saki-」第109局 扉絵長野県飯田市 愛宕


第109局[屈指]の扉絵の舞台、それは飯田市愛宕町にある、愛宕坂でした。
・地図付きの探訪記は、こちらで→「咲-Saki-」舞台探訪−長野県内編−


発売日の朝起きたら、既に未明にmixiの「咲-Saki-」舞台コミュのkenさんによって特定されていてビックリしました。「咲-Saki-」舞台探訪クラスタ、おそるべしです(笑)
しかし、この扉絵、妙に見覚えがあるのですよね。まてよ、これは…、


「残酷な願いの中で」ED.長野県飯田市 愛宕


なんと、3年前にアニメ版「咲-Saki-」の「残酷な願いの中で」ED.のモデルと思って取材した場所じゃないか!
ご覧の通り似てるような似てないような、微妙な具合で、しかも清澄キャラなのに場所が飯田市だったこともあって、お蔵入りしていた物件だったのです。


けれども、原作にまで登場したとなると、これを偶然の一致とするのは「そんなオカルトありえません」。
ここでアニメ版関連の記事を思い出してみると…、

(筆者註:小林先生が)マンガの1カットごとの舞台も、どこの場所で(モデルを)撮ったのかも記録されていて、ロケハンもスムーズに行きましたし。
(引用元:オトナアニメ Vol.12)

http://d.hatena.ne.jp/USO9000/20090417/p1

とある通り、原作の小林先生からアニメ製作スタッフに、モデル地の情報が伝わっているのは衆知の事実です。
とすると、この2枚の絵は、どちらも小林先生の取材を元にしているためにモデル地が一致している、と考えるのが自然な推測のように思います。


そのため、ここを残酷エンドの舞台でもあると断定することにしました。
これでようやく、3年越しのリベンジが果たせた事になりました。
この故事にちなんで、ここは「残酷坂」と、「咲-Saki-」舞台コミュのしにふぃえ さんによって命名される事になったのでありました(笑)

 本記事内の「咲-Saki-」の画像の著作権小林立先生、アニメ版「咲-Saki-」の画像の著作権小林立先生/スクウェアエニックス・清澄高校麻雀部にあり、ここでは当該作品の比較研究を目的として引用しています。