仮想と現実の真ん中あたり

主に舞台探訪とか聖地巡礼と呼ばれる記録をつづるブログ

「咲-Saki-」舞台は長野県内だけではない?

■「夏目友人帳」'08年アニメ化決定!

というニュースを聞いてビックリ。
意外な話に、嬉しいやら、でもちょっと不安になるやら…。
でも、監督が「地獄少女」の大森貴弘さん、という所からすると、期待していいのかも?
第十話の蛍の妖の話だけでも良い出来になってくれたら、それだけでもう満足です。


■「咲-Saki-」の舞台は長野県内だけではない? 小林立先生の描く「咲-Saki-」は、「萌え麻雀漫画」と言われつつ、舞台探訪者にとってはその緻密な背景の実在のモデルもまた気になる作品です。
一般的には、背景に登場する山の多さとか、作品に登場する高校名などから、「舞台は長野県」と言われています。
たしかに、一部の背景モデルは長野県内である事は間違いなく、私も取材に行ったりしていますし(「咲-Saki-」−謎の舞台編−)、また、県大会会場については、東京都武蔵野市武蔵野陸上競技場がモデルという事が判明しています(「咲-Saki-」−県予選会会場編−)。
しかし、管理人は以前から、県大会会場だけではなく、学校周辺のモデルについても、長野県内だけでなく全国各地に点在しているのではないか、という推測をしています。


その根拠は、例えば第1巻P132の、この↓コマです。



このコマの、画面右側に注目してみて下さい。

これは、雪国によく見られる、水を噴き出して雪を溶かす「消雪パイプ」です。
そして、これは長野県内にはほとんど無いものなのです。なぜなら、長野県内だと気温が低すぎて水が凍ってしまうから(笑)
という事は、この背景のモデルは、大雪が降るわりに気温が低くない、日本海側の地域だと推定出来るのです。


…と、まぁ、ここまでは思いつくんですが、ここから先の手がかりが見つからないんですよねぇ、これが(嘆息)
以上、今回は注意力と推理力を駆使して謎に挑むという、舞台探訪の魅力の一端をお伝えしようと思って取り上げてみました。


それから、上の背景の風景に心当たりがありましたら、情報をお寄せいただけるとありがたいです(笑)


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