仮想と現実の真ん中あたり

主に舞台探訪とか聖地巡礼と呼ばれる記録をつづるブログ

迷宮物件紹介第2弾

■アニメ版「咲-Saki-」公式サイト情報更新
 【書き下ろしイラスト情報】をお届けしますっ。
 【設定紹介】清澄高校の学食です。
咲-Saki-」の書き下ろしイラストが掲載されている、電撃G'Sマガジン4月号を買いました。電撃G'Sマガジンを買うのは久しぶり〜。
それで、書き下ろしイラストの背景ですが、既に発表されている学校周辺の設定画から描き起こしたもののようですね。
アニメ中の背景は、取材写真から直接でなく、一旦イメージボードを介して書き起こしている可能性が高い?


咲-Saki- アニメスペシャルサイト


■「咲-Saki-」舞台探訪コミュニティの紹介
SNSmixi内でアニメ版「咲-Saki-」の舞台探訪コミュニティが始動中です。
 咲-Saki-の舞台に行こう!!mixi内コミュニティ)
まだ出来上がったばかりですが、興味のある方は参加してみて下さい。


■迷宮物件紹介第2弾
前回に引き続き、管理人が未発見の「咲-Saki-」背景を紹介します。

 本探訪記内の「咲-Saki-」の画像の著作権小林立先生にあり、ここでは当該作品の比較研究を目的として引用しています。

※「咲-Saki-」探訪関連の記事一覧は、キーワード「咲-Saki-」で。


まず最初の物件は、第4巻収録の第21局の扉絵。

第21局 扉絵(第4巻 P114-115)
結論から言ってしまうと、飯田駅から岡谷駅間の飯田線を電車に乗って探したり、また辰野線ぞいも車で探してみましたが、発見に至りませんでした。
絵の中から手がかりを拾い上げてみると、


 (1)画面中央に傾斜路(ランプ)
 (2)傾斜路横に歩道に降りる階段
 (3)傾斜路の下にアンダーパス
 (4)画面右奥に電化単線らしい送電線
 (5)画面左手前にマンホール


(5)は、詳細な絵柄さえ分かれば決定的な手がかりになるのだけど、この背景中では不鮮明で特定出来ず。
残る手がかりは、(1)〜(4)なのだけど、これがなかなか組み合わせとして興味深い。
(4)からすると、傾斜路の右の先は踏切のはず。
だとすると、なぜこの傾斜路をそのまま延ばして立体交差にしなかったのか?
その答えは、おそらく単線が走るような田舎だから予算が少ない、かつ鉄道も道路も交通量が少ないから、という推測が妥当そう。
とすると、一体なぜこの傾斜路は作られたのか? 予想した通りに交通量の少ない道路であるならば、道路を越えるための陸橋だとは考えにくい。
ならば、この傾斜路の存在目的として思いつくのは、川または高速道路を越えるため、という推測。
また、(2)(3)の歩行者向けの造りを見ると、(新潟県ならいざしらずw)道路予算の少ない長野県では市街地またはその近郊でないと見かけない。


以上の手がかりをまとめてみると、
「電化単線が走ってる市街地近郊で、線路に対して川か高速道路が併走している場所」
となり、長野県内だと飯田線沿い、特に伊那市周辺が該当する。
「明々白々だよ、ワトソン君」
我ながら見事な推理、と思って、知人のQLAND氏が飯田市に寄った際を利用して、飯田駅で降ろしてもらって飯田駅から岡谷駅までずっと電車に乗って探したのだけど、結局見つけることは出来なかったのでした。
以来、かなり自分の推理力に自信を失い、この物件の探索をあきらめてる、という次第。やんぬるかな。


そして、次の迷宮物件は、第34局の扉絵ですが…、
第34局 扉絵
「そんな…できっこないよ、こんなの見つけられるわけ無いよ、ミサトさん!」


気分は、初めて見る巨大ロボットに乗れと言われた3rdチルドレンなのでありました…。