仮想と現実の真ん中あたり

主に舞台探訪とか聖地巡礼と呼ばれる記録をつづるブログ

「3月のライオン」舞台探訪記−第5巻,その他アップ

震災のお見舞い文の後になりますが、この際、めでたい話はしっかり祝っておきたいと思います。


3月のライオン 5 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 5 (ヤングアニマルコミックス)



羽海野チカ先生の「3月のライオン」が、『マンガ大賞2011』に選ばれました。おめでとうございます!
 マンガ大賞2011特設サイト→http://www.mangataisho.com/2011/mantai2011
本作は、青年プロ棋士の零くんを中心にして、緊迫感ある盤上の戦いと深い人間関係を描いたストーリーであり、受賞も納得の力作です。まだ読んでない方は、この機会にぜひお手にとってみて下さい。


(意図せず)これに便乗する形で、先々週に取材していた第5巻,その他の背景のレポを公開しました。
 探訪記は、こちら→「3月のライオン」舞台探訪記−東京編−


前回の探訪では、原作の構図が超広角すぎて持って行ったレンズではフレームに収まりきらずに、悔しい思いをしました。
そこで、今回はそのリベンジとして、デジタルで一番の超広角と言われる“シグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM”を装備しての出撃でした。


SIGMA 超広角ズームレンズ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM ニコン用 APS-C専用 203559

SIGMA 超広角ズームレンズ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM ニコン用 APS-C専用 203559

  • 発売日: 2010/05/28
  • メディア: エレクトロニクス
これで撮れない広角構図は無い! …はず。
さて、その結果は?…
(以下、続きで)

舞台探訪者の心得
 ・舞台を荒らさないこと。 ・住民に迷惑をかけないこと。 ・舞台での行動は慎重に。



前回持って行った“トキナー AT-X124 PRO DX 12-24mm F4”と今回の絵を比較してみると…、


第2巻 P55トキナー AT-X124 PRO DX 12-24mm F4(12mm)
第2巻 P55シグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(8mm)
バッチリ撮れてます! 前回撮れなかった構図が、広角側8mm=12mm相当(35mm換算)を使うことで、やっと収まりました。
これでもレタッチソフトでレンズ補正を入れて歪みを補正してしまうと、絵の端が切れてしまうという…。前代未聞の超々広角構図です。


↑この背景だけなら、まだ「パノラマ合成かなぁ?」、と思わないわけでもないのですが…、
東京都中央区 霊岸島水位観測所
↑この背景をパノラマ合成で撮ろうとすると、上下に合成しなければならないので、いちいち上下や左右に合成してまで背景を作らないのではないかなぁ?…
というわけで、このブログでは「『3月のライオン』の背景は12mm相当」説を取ることにします。


…と、まぁ、今回は意地になって超広角レンズを使って撮影してみましたが、同じ構図はパノラマ合成でも作る事が可能ですので、超広角レンズをお持ちでないファンの方も、ぜひお気楽に「3月のライオン」の舞台にお出かけになってみて下さい。
参考までに、おすすめのパノラマ合成ツール↓を紹介しておきます。
 (参考記事)複数画像をドロップするだけで簡単にパノラマ画像が作れる「Microsoft Image Composite Editor (ICE)」

 本記事内の「3月のライオン」の画像の著作権は、羽海野チカ先生にあり、ここでは当該作品の比較研究を目的として引用しています。